精神的自立を支えるのは、経済力ではなく経済的自立力

前回のコラムでは「精神的自立がないと、どれだけ条件が整っていても満たされにくい」というお話をしました。

今回はその逆の視点です。
精神的自立を揺るぎないものにしてくれるのが「経済的自立力」だということ。

ここでいう経済的自立力とは、
「たくさん稼ぐこと」でも「不安がゼロになる貯蓄額」でもありません。

それは、必要なときに、自分の力でお金を生み出せるという感覚。
金額の大小ではなく「生み出せる」という確信です。

この感覚があると、人は不思議と選択が変わります。

■無理な人間関係にしがみつかなくなる
■嫌な仕事を仕方なく続ける必要がなくなる
■人生のハンドルを他人に預けなくなる

つまり、精神的に自立している状態を、現実世界で維持できるようになる。
逆に、どれだけ心のことを学んでも、経済的に完全に依存した状態だと、本当の意味で自由な選択はできません。

なので私は、精神的自立と経済的自立力は支え合う関係だと考えています。

心が人生の方向を決め、経済的自立力がその選択を現実にする。
この両輪がそろったとき、人はようやく「自分の人生を生きている」という実感を持てるようになります。

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